macOS 14 sonomaでの不具合について

macOS 14 sonomaJedit Ω で以下のような操作を行うとクラッシュする場合があります。


英数マーク表示の操作

英数キーを押すとカーソル付近に青い「Aマークが表示されます。領域を選択しているときにこの「A」マーク表示中にキー入力やペーストなどを行うとプログラムがクラッシュする場合があります。「A」マークの表示が消えてからキー入力を行ってみてください。なお、領域を選択していないときや、日本語入力モードを示す青い「あ」マークの場合はクラッシュすることはありません。


大文字マーク表示中の操作

caps lock キーを押すと、カーソル付近に大文字入力モードを示す青い「太い上矢印」マークが表示されます。領域を選択しているときに、この「太い上矢印」マーク表示中にキー入力やペーストなどを行うとプログラムがクラッシュる場合があります。「太い上矢印」マークの表示を消してからキー入力を行ってみてください。領域を選択していない時はクラッシュすることはありません。


不具合の回避方法


この不具合は、JeditΩが実装しているスプリットビュー機能と関連していると思われ、編集ウィンドウをスプリットして後半のスプリットビューで編集すると発生しないようです。編集ウィンドウのスプリットはメニュー「表示>ビューの分割」または編集ウィンドウ右上のスプリットボタンで行えます。

当社の対応について

当社の調査では、Jedit Ωに限らずスプリットビューを実装した単純なエディタ(テストプログラム)でも発生することを確認しています。アップルDTS(デベロッパーテクニカルサポート)に相談しシステムバグであることの確認を得ています。スプリットビューシステムに関連したバグとしてバグレポート(FB13668983)も送付済みです。

残念ながらシステムバグのためJeditΩ側で対応することができず、OSのアップデートでバグが解消されるのを待つしかできません。


2024418日現在、macOS sonoma14.5 Beta23F5059e)ではこのバグは解消されたようです!!!

macOS sonoma14.5の正式公開をお待ちください。